万事低調な旧帝文系薄賃労働者

他人に無関心で面倒くさがりな完璧主義者。目指すは、簡素な真人間

荒海(新宿)

新宿駅新南口から徒歩5分。

 喧騒の中、甲州街道を西進し、目的地にたどり着きます。

この辺りで食べログを開き、地図検索→ラーメン→ランキング検索すると、つけ麺の超人気店「風雲児」がぶっちぎりのトップで出てきますが、その次に出てくるのが、今回の荒海です。

tabelog.com

食べログ検索で、以前から、漠とした興味はありましたが、なかなか来店機会に恵まれませんでした。

この日も、辛い物食べたさに、手前にある陳家私菜を訪れようと平日正午前に到着したところ、見たこともない行列が。

bamboodancer.hatenablog.com

見た目、比較的若い男女。しかし、幾分国際色豊かに見えました。

おそらく、近くの専門学校生の方でしょうか?

何か、早々に授業が終わる行事があったのか、はたまた、クラスのリーダー格が、「ここおいしいよ!」と言わんばかりに殺到したのでしょうか。

いったい何の騒ぎだ…」と思いつつ、気を取り直します。

すると、そこにはかねて興味があった荒海が…!

これをこれ天啓と云ふ、とつぶやきつつ、初入店です。(前置き長くてすみません…)

 

特徴(らーめん 850円)

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  • 二郎と家系の中華のガッツリ系

口コミでなんとなく把握していましたが、なかなかガッツリ系です。

店頭のうたい文句にもありますが、コンセプトは、「二郎でもない、家系でもない、荒海系

その名に違わず、わが道を行く味です。

 

極めて濃いスープに硬い麺。そしてもやしをメインとした野菜

その見た目は、二郎系そのものです。

 

しかしほんのり魚介系の香りも漂うスープの味は、さながら家系のようです。

~~でもない、というよりは、両者のハイブリットといったところでしょうか。

それぞれが干渉しあわず、いいバランスで味わうことができました。

  • 麺:大盛無料、野菜増し:無料

この円安・物価高の時代、しかもこの都心のど真ん中で量をしっかり食べられるのは大きいです。

いかんせん、ジャンク感は強いですが、どうしても濃い味の脂っぽいラーメンをガッツリ食いたくなったら、訪れてみる価値はあるでしょう。

  • 混雑度合い

平日正午前に来店しましたが、ちょうどすべての席が埋まっていました。

もっとも、来店客の大半が男性客で、回転も悪くありません。

寒空に並んだものの、5分程度で入店です。

 

見ていると、複数名で来たサラリーマンと思しき男性客も、席が空いた順番で着席しており、隣通しで座ったりする雰囲気ではありません。

入店直前に、ホールスタッフの威勢のいい中年男性から麺量、野菜の有無を聞かれます。

口コミ等で、事前に情報を仕入れていたこともあり、また、自身の空腹度合い、キャパシティーを客観的に分析することができたことから、おとなしく「両方普通」をコールします。

やはり、余程空腹のときなど、生理的に通常の状態から乖離した状態でなければ、攻撃的、積極的、野心的な選択をとるには至りません。

 

  • ラーメンの種類

券売機では、左上から特製つけ麺、特製らーめん、荒海系ど豚骨ラーメンなど、ごっついメニューが並びます。

私が今回いただいたらーめんは、中段左から2番目くらいの、地味な位置にありました。

あと2回くらい通って、他のメニューも試してみたいですね。

…とはいえ、たまの外食で失敗したくないことから、「コレ!」という外さないメニューを見つけると、そこから離れられないのが自身の性格です…

たまには殻を破って違うメニューを試してみんと思いつつ、完食したどんぶりを上げて、店を後にします。