万事低調な旧帝文系薄賃労働者

他人に無関心で面倒くさがりな完璧主義者。目指すは、簡素な真人間

ステーキ屋 松(国分寺)

松屋フーズステーキ屋業態、「ステーキ屋 松」の体験記です。

平日(月末の金曜日)21時過ぎ、仕事終わりの来店です。

tabelog.com

 

アクセス

国分寺駅南口徒歩1分。

南口を出て、ロータリーを3分の1周すれば、たちどころに着きます。

小雨程度なら傘を差さずとも到着できてしまうくらい、アクセス抜群です。

ステーキ屋 松(松屋フーズ)業態について

牛丼チェーン松屋は、牛丼以外にも様々な業態でチェーン展開しています。

独自の(欧風)カレーを提供するイカリー食堂は、その最たる例でしょう。(個人的には、このカレーも結構好きな味です。)

同様に、クオリティの高いステーキを安価で提供するステーキ業態、ステーキ屋も展開されています。

2023年3月末現在、三鷹、吉祥寺、下北沢、国分寺で展開しているようです。

5年ほど前、「いきなりステーキ」が、独自の店舗戦略で市場を席捲したのは記憶に新しいですが、ステーキ屋 松も、その流れの中で出た業態と言えるでしょう。

来店の動機

主観的要因:肉が食べたい

たかだかチェーン店に行くだけだろう、動機や来店する大義云々を書き連ねているくらいなら早く商品の紹介をしてくれ、という声が聞こえてきそうですが....アラサー独身サラリーマンの率直な思いを、この場に表現します。。。

  • 金曜の夜
  • 久々に、少しだけ早く帰れた(21時台)
  • 奮発してほんの少しいいものが食べたい
  • できれば、肉類(牛丼は、いつでも食べられるので、できれば避けたい)
  • 野菜もしっかり摂りたい

このすべての要請をばっちり満たすのは、ステーキ屋でした。

 

帰りの電車で、レアステーキを本能的に希求する自己を必死に制御しつつ、満を持しての来店です。

客観的要因:松屋ポイント消化の要請

松屋では、

  • お弁当のネット予約(時間指定事前予約)
  • 店内でのモバイルオーダー

により、松屋ポイントがたまります。

 

特に、弁当のネット予約は、

  • 時間指定(5分刻み)なので、できたての弁当を待たずに入手できる(決済もクレカ等で事前に終了)
  • (店内でのモバイルオーダーに比して)ポイント還元率も高い

ことから、在宅勤務時などに積極的に利用しています。

 

ただ、うれしい悩みですが、決済時にポイントを使ってしまうと、ポイント付与額の計算基礎である商品額から控除されてしまうため、ポイント付与額が目減りしてしまいます。

よって、ポイントを使うのは、店内飲食でモバイルオーダーをするときに寄せたい、という思いがありました。

そこで、単価も高く、しかも店内飲食しかできない(一部、ステーキ弁当もありますが、できれば焼きたてのステーキを、店内で食べたいところです)店舗で使うとなると、このステーキ屋松こそ、最適といえると思います。

 

単に、

  • 肉が食べたくて仕方がなかった主観的要因もありますが、
  • 松屋ポイントを最も経済的かつ合理的に消化する客観的要請もありました。

この両者を、高度に結び付けるもの、それが、ステーキ屋です。(回し者ではありません)

 

注文したメニュー

松ロースステーキ(150グラム)+サラダバー 1,000円

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写真のようなロース肉です。

鉄板の大きさに比べると、ちょっと小ぶりに見えますが、厚さが相応にありますので、まあまあ食べ応えがあります

 

また、レアで提供され、鉄板で適宜焼きながら、自身の理想とする焼き加減に調整することが可能です。

 

最初はレアで肉の赤身を楽しみつつ、徐々にミディアムなど、しっかり焼いて食べる、といったような楽しみ方も可能です。

 

赤身は品質も悪くなく、味が十分楽しめます。

本格的なステーキ(と言っても、ほぼ食べたことがないですが…)と比べると、どうしても見劣りする面もあるのかもしれませんが、(肉だけなら税抜き)1,000円未満でこれほどの品質が楽しめるなら、十分すぎるような気がしました。

 

とにかく肉が食べたくて仕方がない!という欲求を手軽に充足してくれる、という意味では、貴重すぎる業態、店舗です。

 

サラダバー、スープバー

写真は、選択しうるメニューをほぼすべて乗せたサラダになります。

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これに、ポテトサラダやニンジンがあるくらいです。

ドレッシングは、和風、ゴマ、中華など、4種類程度ありました。

 

…こちらは、あまり期待しすぎないほうがいいと思われます。(私が来店する際も、期待しないように…と思いつつ入店しています)

ただ、まったく期待しない状態で行くと、「おお、意外と充実してるじゃん!」となるので、自身の精神衛生上もよいと思います(失礼)。

 

オクラや枝豆など、青々とした野菜をよく噛んで摂取できるため、野菜を食べてる感じも出ます。(オクラも枝豆も個人的に好きな野菜なので、これはとてもうれしい

わかめが入っているのも地味にうれしいポイントです。

食べ応えが出て、ステーキ提供までの間(6,7分でしたが)にしっかり食べることができ、いいアペタイザーになります。

 

デザート(フルーツ寒天)

食べなくてもいいかな、と思いつつ、せっかくなので食べてみます。

味はほんのり甘さを感じますが、寒天単体だとちょっと物足りなさも。

そこは、みかんで補充🍊

ステーキオニオンソース・コショウの塩辛さを綺麗さっぱり流してくれる効用があり、再度立ち上がってビュッフェを取りに行ってまで食べる価値ありです。

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食後の感想:満腹!

小食なので、ロースステーキ150グラム+ライス、サラダ、スープバー で十分満腹になりました。

同程度の体格の男性、また、女性のお客様などは、150グラムでも十分な満足度を得られるのではないでしょうか。

 

週5日出社し終えて毀損した心身を癒すには、十分な量です。

多幸感に包まれつつ、ひんやりした早春の冷気を感じつつ、帰宅の途に就きます。

 

気になったこと

よく比較されがちかと思いますが、いきなりステーキと比べると、客の滞在時間が相対的に長いと思います。

ライス・サラダ食べ放題という点から、滞在が長期化するのはやむを得ないと思います。

現に、自身が来店した際も、明らかに食べ終わっているのに席を占領し、外国語で話続けている中年女性二人組がいました。

ただ、金曜の夜、21時半過ぎでしたので、店員も、客の退店を促すようなことはしませんでしたが、同様の客が増えては、回転率が低下し、店舗経営上、望ましくないのでは、と思いました。

もっとも、良くも悪くも、ビュッフェの種類も限定的なことから、長時間滞在する動機は乏しいように思います。

よって、着席時間の時間制限を設けたところで、そこまで大きな影響はないように思います。

この辺りは、店員のオペレーションスキルなどに依拠しているのでしょうか。

自身の今回の「顧客体験」とは全く無関係な話で恐縮です。老婆心ながら、気になった点でした。

 

↓店内はテーブル席とカウンター席が混在しており、一人・複数いずれで来店してもOKです。

ソース(甘口、オニオン、ゆずなど4種類)、コショウ、わさび、にんにく、醤油など、レアステーキを楽しむアクセントになるものは一式揃っています。

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