万事低調な旧帝文系薄賃労働者

他人に無関心で面倒くさがりな完璧主義者。目指すは、簡素な真人間

陳家私菜(渋谷)

 

渋谷駅から公園通りの坂を上り、NHK・渋谷区役所に至る途中にあります。

 

昨今話題の、いわゆるガチ中華の走りのようなお店と言ってもいいでしょう。

味、雰囲気は現地のそれに近いものがありますが、池袋の雑居ビルにあるような、店内が中国語しか聞こえない、というような圧迫感もなく、比較的入店しやすいです。

ランチメニューもあり、手軽に、ガチ中華・四川料理を味わいたい方、お勧めです!!

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1.注文したメニュー・特徴

刀削麺は麻辣刀削麵と汁無し麻辣刀削麺が選べます。

どちらも美味ですが、私は、汁無しのほうがよりおいしいと感じます。

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↑高菜とナッツを絡めて食べると、塩味がよく出てとてもおいしいです。

  粗びきのナッツの触感、クリーミーさと相まって、辛味も多少緩和され、食も進みます。

  • 辛さには要注意

4段階から選べますが、最も低いレベルの小辛でも、通常の中華料理店の中辛~辛口くらいです。

私の辛さ耐性は、「辛い物が好きだけれども、そこまで強くない」タイプです。蒙古タンメン中本では、蒙古タンメン」の辛さがギリギリおいしく食べられるラインです。(伝わりますか…?笑

一度、中辛にチャレンジしました。食べ始めは、「お、かなり辛いな」と思いつつ、おいしく食べていましたが、中盤以降、上顎に直接響く辛味に耐え切れなくなり、辛さゆえの満腹感を強く感じ、最後は汗と涙にまみれながらなんとか完食しました。

辛さ耐性がある!と自他ともに認める人でもなければ、小辛から入るのが無難でしょう…

 

  • 刀削麵はボリューミー

普通のラーメン屋で食べるラーメン1杯以上のボリュームに感じます。

よく噛まないと食べられないから、というのもありますが、もともとの麵量も、相応にあります。

ちなみに、同種のメニューで、普通の麺を使った汁なし担々麵もありますが、同様のボリュームでした。デフォルトの麺量が、他店に比して多いのかもしれません。

 

  • 店員さんは中国語ネイティブの方々です。

日本語はイントネーションから母国語でないことは推察されますが、接客はいたって普通です。

むしろ、経験あると思しき店員も多く、安定したオペレーションで昼時の混雑をよくさばいていると思います。

混雑の割に注文取り~提供時間も早く、会社のお昼休みに訪れても安心してオフィスに戻ることができます。

 

  • 来店客からも中国語が多く聞こえます

地元の味をそのまま表しているからこそ、よく来店するのでしょう。味はお墨付き、と認識して差し支えないでしょう。注文も、中国語でやり取りされます。

ちなみに、お昼時は周辺の会社のサラリーマンと思しき個人客や、昼休みに連れ立ってきたと思われるOL風の数人組もいたりと、周辺のオフィス街のランチとさほどの相違はありません。

 

2.補足

  • ランチメニューは、麻婆豆腐、エビチリの定食もあります。スープ、ライス、水餃子(3個まで)、中華サラダ(いずれもセルフサービスです)が付いて900円(税込)と、比較的リーズナブルです。
  • 麻婆豆腐は、石焼釜に入ってアツアツの状態で提供されます!エプロンは配布されますが、油のはねが収まるまでは慎重に食べましょう。

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渋谷以外にも、新宿、有楽町、赤坂など都心に数店舗店を構えています。

辛さが得意な知人、コロナ禍で味わえない現地の味が恋しくなった方など、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?