行きつけのガスト（すかいらーくグループ）が閉店した（悲嘆）
私は、外食産業のチェーン店によく行きます。
相応のクオリティの食事をリーズナブルに行うことができるためです。
会社の上司・同僚などからは、「もっといい店に行けよ」などと言われますが、そこまで裕福でなかった自身の生い立ちから、嗜好が高級志向とは程遠いこと、現在の賃金水準で得られるリターンを最大化したいことから、これ！という行きつけの個人的が生まれない限り、チェーン店を多用しています。※決して個人店を貶めているわけではなく、チェーンが弱い領域をはじめとして、個人店を利用することもままあります（ラーメン店など）
その中でも、ガストは、特によく利用するチェーン店です。
１．利用場面
- 朝
早く起床した休日の朝に利用します。
ご存じの方も多いかもしれませんが…
モーニングメニューは、500円以内でトースト・サラダ・スクランブルエッグが付き、さらに、スープとドリンクが飲み放題です。※数年前までは、トースト・ゆで卵のセットが、税込み324円とかだったと記憶しています…すさまじいデフレっぷりですね…
AM11時までの入店で適用されますので、多少寝坊しても利用することができます。
店舗によると思いますが、朝なので、店内は静謐であることが多く、新聞・雑誌に目を通したり、落ち着いて読書することができます。
モーニングコーヒーを飲みつつ、わりあい柔らかいソファに腰掛けつつ、休日の朝をリーズナブル・優雅に過ごしてみてはいかがでしょうか。
- ランチ
これも言わずもがなかと思いますが、ガストは平日の日替わりランチがあります。
更に、過去利用した際のレシートから、アンケートに答えると、ドリンクバーが100円で利用できるクーポンが付与されます（2023年1月現在）。これと組み合わせれば、800円以内で食事・休憩することができます。
過度な長居は、店舗の開店率を落としますが、酷暑の折の休息、勉強、読書等で利用するにもいいでしょう。
- カフェ利用（デザート）
すかいらーくアプリで配信されるデザートクーポンの中でも、最も安いメニューと、先述のレシートクーポンを利用したドリンクバーを組み合わせれば、（デザートクーポンの内容にもよりますが、）400円程度でドリンク・デザートを味わうことができます。
もはや、スタバなど、多くのコーヒーチェーン店のコーヒー一杯の価格よりも廉価です。
もちろん、コーヒー一杯の値段だけが、外食サービスを図る尺度ではありませんが、テーブル・ソファ付きで2杯以上のドリンクが飲める空間としては、トップクラスのコストパフォーマンスといえるのではないでしょうか。
私は、幸か不幸か、コーヒーの味の「違いがわかる男」ではないため、ガストでの体験でも十分すぎるほどの効用を得られます。
薄給とはいえ、社会人経験も8年を数えるようになってもなお、このような吝嗇ぶりを発揮しているとは、思っていませんでしたが、生活防衛、来るライフイベントを見据えれば、余計な出費で懐を痛めている暇はありません。
２．衝撃的なニュース
そんな吝嗇な私に、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
いつ行っても比較的空いており、穴場と知ってかよく訪れている自身と同じような個人客ばかりで静かに集中して作業できていた空間であった、近所の行きつけのガストが、来る2023年1月上旬で閉店するというのである。
「そういえば、コロナ禍での経営不振を報道されていたな…」と思いつつも、自身の行きつけの店舗が「不採算店100店」の中に入っていたとは…
「店頭になにやら注意書きが書いてあるな…」と凝視した張り紙で知る衝撃の報。あまりのショックに膝から崩れ落ちそうになった。
「私が…廉価なオーダーばかりしたことで、経営基盤を毀損してしまっていたのであろうか…」。正月早々、自責の念に襲われた。
大変悲しい出来事である。
しかし閉店が決まってしまった今、一利用客の立場で状況を覆す事はできない。後悔先に立たず。これから、近隣他店舗含め、より一層利用すること、自己の客単価を微塵でも挙げるよう努力することを、新春の寒空の下誓った。
