千鳥ヶ淵緑道の桜(2023年3月25日)
田舎から両親が上京しており、半日、東京観光に付き合いました。
折しも、都心の桜が満開を迎えていたため、桜の名所、ど定番スポットを回りました。
2023年3月25日(土)千鳥ヶ淵緑道の桜です。(千鳥ヶ淵ボート場付近)
ルート
宿泊先ホテル、JR両国駅から出発。
最寄り、王道のルートは、
というルートかと思います。
我が家の宿泊するホテルは、黄色い電車、中央・総武線各駅停車が最寄りでしたので、JR飯田橋駅西口から早稲田通りを南下して、富士見の緩やかな上り坂を経て千鳥ヶ淵へ向かいます。(所要12分程度)
飯田橋駅西口駅舎
飯田橋駅西口では、同駅ホームの危険な急カーブを解消する工事の一環で、駅舎の改良工事が行われていました。
2020年7月12日に供用開始され、駅前広場が西側に大きく開けた作りになっています。
https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200616_to02.pdf
駅2階から見下ろす夕日は格別なものがあります。
沈みゆく夕陽を背景に、神田川沿いに快速・各停の電車が行き交う様を眺めていると、時間が過ぎていくのも忘れてしまいそうになります。
「(飯田橋駅って)こんなきれいだったっけ?」
前回飯田橋を訪れたのは、家族旅行で東京に来た17年前。
そんなに月日が経ったかと思うと同時に、こうして両親を同じ地に案内する日が来るとは、という気持ちが去来しました。
千鳥ヶ淵緑道
ここ!という桜の見どころは、やはり千鳥ヶ淵ボート場付近です。
ここには、NHKの定点カメラもありました。
今は、ウェザーニュース社などのYouTubeでも見られますね。
今年の東京は、桜の満開までが早かったものの、満開になってからは雨模様の日が続いています。
この日も、午前中は強く雨が降る時間帯がありつつも、我々が訪れた15時くらいの時間帯は、雨も収まり、傘を持たずに桜をめでられました。
あわよくば、晴天のもとで江戸の桜を鑑賞してもらいたかった、との思いを持ちつつ、雨が降らなかっただけでも、及第点とすべき、と思い直し、緑道を歩きます。
ほぼほぼ満開、時折散りゆく桜。
周囲は多くの見物客で埋め尽くされていました。
- 家族連れ
- 老夫婦
- ペット連れ
- 訪日客
皆、思い思いに桜を鑑賞します。
江戸の世から現代まで、時代に応じ様々な光景が見られたのだろうな、との思いになります。
小休止
虚弱体質な私の両親なので、同様の形質があります。
還暦近い年齢もあり、人混みでの歩行が4,50分も続けば、着席しての休憩が必要になります。
しかも、地方在住者あるあるですが、日々の移動の大半が車移動で、歩行する機会が著しく少ないため、歩き疲れやすい、ということもあります。
「甘いものが食べたい」との父の要望もあり、ベローチェ半蔵門店を訪れ、小休止。
40席弱の店舗は満席で、他店舗には見られない混雑ぶり。(愛しているが故のコメントですが、失礼は承知しています笑)
一部、一人で訪れている客もいましたが、大半は、我々と同じような桜鑑賞帰りと思しき客。
ひっきりなしに訪れる客に面食らいながらも、学生バイト風の店員の若い男性の案内で何とか横向きの座席に着席し、つかの間の疲労を癒します。
ブレンドコーヒーを飲みながら、無事、東京観光の案内ができたことに安堵します。